サンシャイン水族館がデートにおすすめの理由

私は水族館めぐりをしています。
理由はあまり自分でも分かっていないのですが、様々な水族館の様々な展示を見て、「お、フロント水槽（入場して最初に目にする水槽のことを私はそう呼ぶ）にサクラダイとは、マニアックやねぇ」「やはり夕方になるとペンギンも疲れてほとんど寝てるな」「大洗のショー水槽は逆光で最高に見づらい」「珍しくタカアシガニ動いとる」など、なんてことのない感想を持ち、適当にiPhoneに収めているだけです。それでも、たまにその画像を振り返って、ああだったなこうだったなと思い返すのもなんとなく心地がよいです。

そんな中でも今回私がおすすめするのが「サンシャイン水族館」です。

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多くの路線が乗り入れ、埼玉の玄関とあだ名されることもある池袋駅から徒歩圏内というアクセス、水族館の大部分を網羅しているサンシャイン水族館、何より「デートスポットして優れている」というところに、今回はスポットを当ててご紹介していこうと思います。

また、基本的には「サンシャイン水族館」を他の水族館一般的な水族館に読み替えてもらっても大丈夫な部分も多くありますが、その中でもサンシャイン水族館ならではといったところを中心に掘り下げられればと思います。

※別に特段モテてたわけじゃない男性の一方的な意見のため、デート成功の保証とかはしません。あしからず。

■サンシャイン水族館の概要
先述の通り、池袋駅東口から歩いて10分くらいのところにあります。
ちょっと歩きますが、サンシャイン60通りをはじめとする繁華街を通るので、会話が尽きることはありません。
サンシャインシティ内ワールドインポートマートビルの屋上（最上階）に水族館は位置しています。
アクセスはまあなんとか調べてください。

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小ネタ１　屋上にあるタイプの水族館は、サンシャイン水族館が日本で初めてです。エレベータ待ちの間などにうんちく傾けてください。

屋内エリア（２階構造）と、屋外エリアの２つに分かれています。

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・屋内エリア
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一般的な水生動物を観察することができます。
１階は海洋生物が中心で、２階は淡水生物が中心です。
２階にはグッズショップもあります。

・屋外エリア
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オタリア（アシカ）やペンギンやコツメカワウソなど、水族館の人気者が観察できます。
特に「空飛ぶペンギン水槽」は、他の水族館では決して見られないので、必見です。
また、アシカショーなども屋外エリアで行われます。

ビルの屋上に位置するため、重量制限などもあり、フロア面積や水槽の大きさはかなり小さいですが、コンパクトにまとまっており、大きな水族館より移動疲れすることは少ないと思います。

■ロマンチックな展示がある
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サンシャインラグーン（一番大きな水槽）はやはり綺麗で幻想的です。
そして、昨今の水族館の流れからいくとちょっと味気ないなーと思っていたクラゲエリアも、改装されるようです。

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ベタではありますが、こういった素敵体験を共有できるというのは、サンシャイン水族館に限らず、デートするうえで必要な要素の一つであると思います。

小ネタ２　上記のサンシャインラグーンは、実は水槽自体は結構小さいが、岩や砂の配置を工夫することで奥行きを感じる作りになっています。うんちくのたまってください。

■人が多いので距離感が近めになる

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残念ながらサンシャイン水族館は結構人気があるため、土日の昼間はかなり混み合います。
ただ、裏を返せば、物理的にかなり近づくことができるのです。
特に１階の小さい水槽展示のエリアは、水槽自体が小さいため、それを覗き込む際には顔と顔との距離も近くなり、気になるあの子や愛しい彼女のお顔がすぐそばに、なんていうことになります。

■薄暗い空間で心の距離もグッと近づける
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心理学の本に書いてありましたが、明るい空間よりも暗い空間の方が、心の距離感というのは近づくらしいです。
そして、そういった空間を共有することで、好感度も上がってくるらしいです。
まさしく、水族館（サンシャイン水族館でいうと１階エリア）は、薄暗い海洋生物の展示が中心のため、そのような環境となっています。これで物理的にも精神的にも距離感が近づき、好感度があがるはず。

■屋外エリアは写真が撮りやすい
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室内だとどうしても水槽自体が逆光になったりブレてしまったりしますが、屋外エリアでは雨さえ降っていなければ開放的な写真が撮れます。
ちょっと人は多いですが、ペンギンをバックに撮ることもできます。
個人的にペンギンを推してます。

■会話に困らない
デートでディズニーに行くと別れる、という迷信は、待ち時間が長く、その間に会話が持たなくなってつまらない印象になってしまうから、というところがあるらしいです。
それが嘘か本当かは知りませんが、水族館では会話に困ることはありません。
「この魚なんかめっちゃ鼻長いね」「イワシが口開けてる」「バイカルアザラシの目はまんまるだね！」
といった、チープな感想を話すだけで会話になるのが水族館のすごいところです。
このチープな感想に対して、「エレファントノーズフィッシュもしらないの？」「大きな口を開いて泳ぐことでプランクトンなどの餌をかきこみ、エラで濾して食べてるんだよね」「淡水に住む唯一のアザラシで、透明度の高いバイカル湖で狩りをする時にその視覚に頼って狩りをするから目が大きんだっけ？」と返してくるマニアな子はなかなかいません。

小ネタ３～５　これらの返しは多分本当なので、うんちくキメてください。

■池袋という立地
何よりこれです。これが私がデートスポットとしておすすめする最大の理由です。
水族館デートをする際、「やっぱり水族館は2,3周しなきゃ気がすまない」という人はあまりおらず、実際に水族館にいる時間は長くても2時間くらいではないでしょうか。
その前後に、ご飯を食べたり買い物をしたり、そういったことがサンシャインシティ内や60通りで可能なのが非常に魅力的です。

実は関東近郊の水族館って、その周りに遊べるスポットが少なかったりします。
例えば、
・葛西臨海水族園：公園と観覧車はあるけど飲食店は少なめ
・しながわ水族館：駅からバスという立地
・アクアパーク品川：駅前だけど遊ぶところは少ない
・新江ノ島水族館：ちょっと遠い
・京急油壺マリンパーク：さらに遠い
・アクアワールド大洗：遠い
・鴨川シーワールド：遠すぎる
・ヨコハマおもしろ水族館：ネタ水族館
・さいたま水族館：どこ？

といった具合に、水族館中心に考えた時にその前後が充実しているのは意外と少ないのです。
池袋という身の丈にあった立地（半ば暴言）、飲食店の多さ、併設するプラネタリウムや展望台などの遊ぶスポットなど、水族館”以外”も充実してるというのが他にはないおすすめポイントです。

メインイベントだけでなくその前後もカバーできるのがデキる男です。

※スカイツリーのふもとにある「すみだ水族館」、遊ぶことに特化した「八景島シーパラダイス」あたりは例外です。
特にすみだ水族館はサンシャインと同じ方向性ですが、単純に「ペンギンが近くで見える」という理由で今回サンシャイン水族館をおすすめしてます。

■残念なポイント
私は正直者なので、ちょっと至らないポイントもお伝えします。

・人が多すぎる

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先述の通り、土日の昼間は子連れを中心にかなり混みます。
そもそも人混みが苦手という方と行く場合は、子連れが帰り始める夕方以降などがおすすめです。
また、夏の時期は夜間延長営業をしており、20時くらいまでやってたりします。
それくらいだと人だらけということもなく、逆にカップルが多いので、丁度いいかもしれません。
屋外ではムーディーなライトアップなどもされたりします。